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ブログ 杜のおたより

 

寿量の杜のおたより

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ごろ寝
2010-08-06

お盆の片付け、掃除をして昨日はひと休み。やろうと思っていた机上整理もはかどらず、午後のひと時、ごろ寝です。
窓から何とも心地よい風が入ってきます。今年は酷暑で、今までになく体調を意識せざるを得なかったのですが、お盆の大きな行事が終わったこともあり、ごろ寝は殊の外、心地よいのです。エアコンもつけず、自然の風を楽しむ、何ともいえず豊かです。

 

昨日のごろ寝で読んだのは「銀河鉄道の夜」、宮沢賢治のファンタジーは、気持ちに余裕がないと読めません。論理で固めたカチカチの頭では、チンブンカンブンなのです。この数日、夕食後の涼しいひと時、賢治の短編を一遍ずつ読んでいるのですが、「銀河鉄道の夜」はごろ寝してまどろみながら読むにはびったりなのです。

 

写真の右は今朝の「伊豆日日新聞」。伊東修愚さんの俳句が毎週掲載されています。

  『寺子屋の起床太鼓や夏休み』

明日から寺子屋が始まります。今年は16名の参加です。

 
お盆のお施餓鬼 
2010-08-04
昨日は、お盆の最後の行事、施餓鬼水向供養会でした。

本堂に入り切れない程の方々のお詣りがあり、真夏の暑さもあり、物凄い熱気。参列の皆さん、大変でございました。ありがとうございました(写真 中)。
そして私も大変でした。何枚も重ね着した法衣で、体は熱気がこもり、汗はバンバン。途中で水が欲しくなったのですが、用意してありませんでした。最後の法話まで出来るか、倒れたりしないようにしないと、こんなことを思ったのは、今までなかったのですが・・・・・・(写真 右)。 何とか、無事に乗り切って、ホッとしました。
(写真 左)は、これから式が始まることを告げる半鐘です。

私たちの祖先は、何百万年、何十万年と、生きることに真剣に対峙し綱渡りしながら命を繋いできました。そうした連続の中から、大自然の霊力を実感し、霊魂の存在を確信してきました。ご先祖さまの精霊も同じで、毎朝、ご飯、お茶、清水をお供えし、夏の農作業にひと区切りつけて、お盆と云う行事を設け、山の様にお供えをして精霊をご供養してきました。昨日は、施餓鬼会と合わせて、そうしたご先祖供養をしたのでした。

エゴを増大させている現代人ですが、今ある命の太古からの繋がりを思う時、真摯に慎ましやかに己の命に向き合っていきたいものです。

 
お盆のお霊膳
2010-08-01

昨日のの棚経が終わったのは、夜の8時近く、副住職は9時近くでした。棚経は今日、明日と続き、明後日は施餓鬼会で、本堂に一杯のお詣りがあります。

今朝は5時前よりお霊膳をあげ、お盆でお帰りのご先祖さまにお供えしました。お霊膳は、精霊へのお膳ということで、ご先祖さまへの食事膳です。位牌堂には50近くのお膳がご供養されます。
檀家さんからは、様々なご供養があがり、ご先祖さまや諸霊魂にお供えされました。
今朝はご家族揃って、ご本尊さま、お祖師さま、そして位牌堂のご先祖さまにお詣りがありました。夕方近くには、一族揃ってお詣りされるご家族もあり、20人近い一行は、お見事でした。家に帰ったら、兄弟そろって、ゆっくりお盆のご馳走でしょう。

左の写真は、こうした煮物や香の物、吸い物、ご飯をお膳に盛ります。
 

 
恵みの雨
2010-07-30
梅雨明け以来の久しぶりの雨、恵みの雨でした。
大地は潤い、暑さも一段落、随分凌ぎ易くなりました。また暑さは戻るでしょうが、恵みの雨でした。

当地のお盆は、「晦日(みそか)盆」といわれ、7月31日〜8月3日までなのです。明日の早朝から棚経です。暑中に法衣での棚経は、歳とともに苦行になってきましたが、一軒一軒のお宅の精霊さんにお経をあげることは、大切にしたいものです。諸精霊が年に1回、懐かしい我が家に帰ってきて、いろいろご供養を受ける。豊かな行事です。科学の進歩も大切ですが、人間が根源的に持っている情感は更に大切にしていきたいものです。
今朝は、早くからお盆のお詣りやら、付け届けの方々で賑わっています。

数日前から、桔梗が咲きだしました。桔梗と云うと秋のイメージなのですが、真夏の太陽のもと涼しげです。

 
地域の連帯
2010-07-28
昨日はお葬儀、前の晩はお通夜が、本堂で行われました。

地区(清水区)を代表する方が皆さんに次のように話されていました。
最近は葬祭会館を使うこともあるが、地域の皆さんの力を借りたお葬儀にした。葬列に使う藁づくりの「へび」も作った、「浜降り」も地域の文化として残していきたい。

一昔前までは、田植え、祝言(結婚式)、葬儀と、地域でまとまらないと出来ない行事が多く、必然的に地域は連帯していました。それもだんだん変わり、田植えは機械化のお蔭で各家で行えるようになり、結婚式はご承知の通りです。お葬儀も地域の力が必要なくなれば、急激に地域の連帯は弱くなります。

以前、京浜地区からのお詣りの方が次の様な話をしてくださいました。
その方は新興住宅地に住んでおり、隣りのお年寄りとはお付き合いしていたが、いつの間にか姿が見えなくなった。入院でもされたのかと思っていたが、どうやら亡くなったらしい。亡くなっても近所で知らせ合うこともなく、お悔みすることができない。そうなると普段、顔を合わせても、挨拶がしっくりできなくなる。そんなお話でした。

地域の力、地域の教育力の大切さが云われていますが、必要感のある行事により培われることは云うまでもありません。地域で長年生活してきた方がその土地の皆さんの手によって送られる、豊かだなあと思います。そうした地域に渡る風は、優しさを含んだいると思うのです。

本堂前の山百合が満開です。こんなに花をつけました。

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