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ブログ 杜のおたより

 

寿量の杜のおたより

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清明
2011-04-05
二十四節気、清明です。

お堂(本堂)の戸を開けると、さぁーっと、気がひらけます。陽が昇り始めの早朝の気配は、輝きに満ち何とも穏やか、よくぞ「清明」と記し残した先人の感性を想います。まだ朝の冷え込みはありますが、何とも言えぬ気持ちよさです。

被災地の皆さんも、この清明の清らかな陽光をあびて、少しでも前向きな気持ちになって欲しいと何時も願っています。

風がサァーッとひと吹きしました、桜が数枚、ひらひらと散りました。数日前にけっこう強い風が吹き、せっかくの桜がと思ったのですが、大したものです。一ひらも散らなかったのですが、もう花吹雪の季節に移り始めています。


 
春、桜
2011-04-01
四月、枝垂れ桜が咲きました。

朝はまだ冷え込みますが、日中は春の天気。蕾を膨らませジッと待っていた桜が、咲きだしたら満開という感じです。

朝の冷えた空気を残し、昇り始めた柔らかな日差しの中での桜は、良いものです。ちょうど仕事机の窓を開けると正面が桜なのです。ゆったりとした時間を楽しみながら、今日の一日が始まっています。

この枝垂れ桜は、私が身延山で百日間の荒行を行った時に、檀家さんが記念に植樹してくれました。樹齢としては五、六十年でしょうか。十年前位は、勢いがありボリューム感があったのですが、この数年は衰えを感じます。土づくりをしてあげたいと思っていますが、なるべく自然に任せているのです。

桜の近くにミツバツツジも咲きだしました。

 
結婚式 最終章  積み重ね
2011-03-30

宴で新郎、私の次男なのですが、あいさつがありました。

 

今の幸せは何処からきているか、ずっと考えていた。それは日頃の小さな幸せの積み重ねが、今日の大きな幸せになっているということであった。これからオヤジやお袋のような夫婦をめざしていきます。そんな内容でした。

 

この言葉を聞いて女房は、小さい頃から私たちをよく見ていたんだと涙でした。

 

良いお寺だと何人もの方から褒めてもらいましたが、日頃から檀家の皆さんと一緒に境内整備作業等で手入れしてきました。また目に見えない様な所にも気配りしてきました。そんな小さなことの積み重ねが感動してもらえたのだと思います。

 

そして大切な友人から教えられた「今、今、今を大切にしてきたから、今がある」のでした。

 
結婚式 その3 スピーチ
2011-03-29
仏前結婚式は、単なるセレモニーではなく真心のこもったものでした。

うちの娘の結婚式もこの本堂でやってもらいたい、そんな話も聞こえてきました。その後も和やかな雰囲気で意義ある式でした。

その後、裏山にあるワイナリーヒル・シャトーに移動してささやかな宴をもちました。内々の参加者ということもあり、席も自然に動いて、あちらこちらで楽しい会話。スピーチは3つだけ、乾杯を兼ねたお祝いの言葉と、友人二人。どのスピーチも素敵なものでした。

新郎友人のスピーチは、変にくだけず誠実に真面目に友人に向き合う剛速球、真心を感じ、皆じっくり聞きいっていました。言葉のもつ力を感じていたと思います。新婦友人のスピーチは、女性らしい柔らかさがあって、温かく和やかな雰囲気をつくり、新婦のバイタリティーを感じさせてくれました。ああ、スピーチって素晴らしいなぁ、そんな想いをもったのです。

今の世は、言葉は軽くなり、言葉に対する信頼感が薄れています。言葉だけが独り歩きして、単なる飾り物のようです。本来そこに備わっている魂が抜けているということでしょうか。

今回の結婚式は大変でした。でもそのお蔭で、私も大きく変わったとは言えませんが、少し変われたように思います。それは、言葉は言霊、人の心に響く力のあることを改めて感じたのです。

 
結婚式 その2 奉告文
2011-03-28
当日は暖かな晴天、春には珍しく富士山も見事でした。

今回の仏前結婚式は、親族と親しい友人の出席で、会社関係は後日都内でお披露目となりますが、準備することは多いのです。家族総出、掃除、本堂御宝前の飾り付け、式長、式の内容、客間、控えの間、茶菓子の選定、美容師、カメラマン打ち合わせ、全体のディレクター、そして新郎の親、妻は「雑技団」といっています。何より大切なのは仏祖三宝への奉告文なのです。

奉告文は日蓮宗のひな型があり、準備してありました。前日の夜、諸準備も終わりホッとしてテレビでもと思ったのですが、面白そうな番組なし。たまたま司馬遼太郎の「昭和という国家」を読み始めたのですが、響いたのです。言葉は言霊、何と響かない言葉の多いことかという一節に、響いたのです。

奉告文は仏祖三宝に対してのもので、ひな型の良さはあるのですがリアルさがないのです。遠路わざわざ出席の皆さんに言霊を届けたい、そう思って急きょ、創りなおしました。
今回の大震災に対する新郎新婦の想い、式長としての想い、願いを奉告文に込めました。墨をすり和紙に墨書して御宝前にお供えしたのは夜も遅くなってのことでした。

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