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ブログ 杜のおたより

 

寿量の杜のおたより

寿量の杜のおたより
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若葉のもみじ
2011-05-01
5月になりました。今日は雨がシトシト降って、濡れた若葉もいいものです。

写真は、数日前に撮っておいたもので、もみじ葉です。モミジは新緑よし、秋に色づくもよし、風情のある木です。カナダのメイプルシロップは知られていますが、モミジの樹液は「おいしい」ようで、幹には虫がつきやすいのです。幹に小さな穴をあけ虫が入り込むのですが、針金などでツッイテやるといいとも聞きますが、どうもうまくいきません。

写真は、左から中庭のもみじ、朝の光を浴びて「いいなぁ いいなぁ」と思うのです。中は、玄関脇のもみじで、2m位の苗木を植えたのが8年前くらい。やっとこれだけ大きくなりました。右は、赤っぽいモミジ、大盃、竜田川という種類です。

 
成仏する
2011-04-27
昨日の朝日新聞「天声人語」に、相手に対する敬意が議論を深め、また民主主義を深めるとありました。

午後には法華経の学習会があり、「成仏する」って身近な言葉で言うとどうなるかという問いかけがありました。

成仏とは「善哉(ぜんざい)、善哉」と云って暮らせることと、私は思っています。善哉については先日4月13日の、このブログで書いたのですが、何に対しても「善いかな、善いかな  いいなぁ、いいなぁ」と心底思えるようになれば、成仏だと思うのです。

言い換えれば、相手を無条件に、無制限に、敬うことができるということだと思います。
八木重吉という詩人は次のようにうたっています。

   すべての
   くるしみのこんげんは
   むじょうけんに  むせいげんに
   ひとをゆるすという
   そのいちねんがきえうせたことだ

この方はキリスト教の信者でしたから、「ひとをゆるす」となりますが、法華経では「ひとをうやまう」となるのです。

今の政治が良いにしろ悪いにしろ、敬いの気持ちが欠け過ぎていることは確かでしょう。

今年も境内にはやさしい花が咲きました。山しゃくやく、黄えびね・地えびね、くまがい草です。どの花も成仏しているなぁ、いいなぁと思えるのです。

 
多くは語れず
2011-04-25
副住職が無事に帰りました。

わずか2日間でしたが、ともかく現地(石巻市)に行って、僅かながらも炊き出しの手伝いができたことは良いことでした。夜は、岩手や宮城の日蓮宗青年会のお坊さんといろいろ話ができたとのことです。

今回は石巻のお寺ではなく学校で、NPOが行っている食事の手伝いでした。被災者が生活している体育館の中は、見てこれなかったとのこと。どんな様子か見せてもらいたいと思っても、体育館が生活の場、遠慮したとのとでした。そしてその判断は、被災者を思いやったものだったと思います。これから何ができるか考えていく、大きなきっかけができたことでしょう。

今は多くを語ることはできません。言葉少なに、でも心は何時も被災者の皆さんに寄せていきたいものです。

写真は左から、高台から石巻漁港方面を撮ったもので、テレビで観る以上の凄さで、桜が咲いていて何とも言えない想いであったとのこと。次は、食材をひたすら切っているところ、そして被災者の皆さんに分けているところです。

 
ちいさな野の花、小さな支援
2011-04-23
左から けまん草  しらゆきゲシ  ハナニラ 、小さな花々です。

この写真は、1週間前のもので、庭の花は次々と変わっていきます。これからキンラン、黄えびね、くまがい草など、小さな花が咲いてきます。

副住職は、今、石巻へ支援に行っています。石巻で避難場所となっている寺院への物資運びと支援、慰霊です。このお寺は数十人の避難者が生活し、数十体のご遺骨を預かっていて、焚きだしと慰霊供養のお経をあげてくると言ってました。今回は、2日間ですが、ともかく行ける時に行って、少しでも手伝いができれば、次の行動がみえてきます。

昨日の夜中3時に出発、明日の早朝には帰って、法事を行う予定でいます。小さな支援ですが、庭に咲く野の花のようにキラッと輝く何かを得てくることと思います。

 
穀雨
2011-04-21

昨日は二十四節季の穀雨でした。

先日、シャガを寿量の塔の周辺に植えたのですが、雨は恵みです。これから境内周辺の田圃は、田植え準備に入ります。大地を潤す雨、ホッとする雨です。

昨日は、私は保護司会の総会、副住職は地まつり、女房と嫁さんは寺庭夫人会の総会、家には間もなく96歳になる母が留守番でした。たまたま昨日は私の兄弟も所用があって、母ひとりでしたが留守番はできるのです。

地まつりは、この地にかかわる天、地の神さま、東西南北、風、水塔の神さまに、この地に清浄な建物を建てさせてください。そしてこの地を堅牢にお守りくださいとご祈願します。

宮沢賢治の「狼森と笊森、盗森」という童話を思い出します。昨年の寺報・平成23年秋号にありますので余裕があったらみてください。
現代はこの土地はオレのもの、どうしようと勝手だなど言いたがるのですが、法律上はそうにしても傲慢はいただけません。
 

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