カーラジオで「今日は夏至」。おおッ!! ボ~ッと過ごしていたら、もう夏至なんだァ。暦を見ると今日から約2週間が24節気の夏至、その次は小暑、大暑は7月22日。季節は廻り、めぐってくなァ。
昨日は母の7回忌、家族、私の兄弟で法要しました。遠方の東京の姉、横浜の次男からはお供物が届き、お墓参りの後は仕出し弁当で食事、兄弟が気持ちよく集まってご供養できて、母も喜んでくれていると思います。「慈母観音のごとき目差し沙羅の雨」、お葬儀当日、護持会長の伊東修(修愚)さんが献句して下さったもので、その時の短冊もご仏前にお供えしました。沙羅は夏椿のことで本堂の脇に咲いいて、お釈迦さまは沙羅双樹、2本の沙羅のもとで涅槃、お亡くなりになっています。
何年かごとに集まって故人をお偲びし供養する、今日の夏至も1年ごとに巡ってくる、大自然の基本は繰り返す、めぐることで、繰り返すことで心の安心や落ち着きが得られるのでしょう。これに対して現代の経済は真っすぐに、ひたすらに真っすぐに突き進んでいる感じです。
今年も半夏生の季節が廻ってきています、右の赤い花はオイラン草です。